センター試験分析(数学ⅠA)
- wan-wan8
- 2016年1月26日
- 読了時間: 2分
今回の大学入試センター試験についての分析をします。ただし,当塾に通われている生徒さんにお話しするつもりで書かせていただくことをお断りしておきます。 まず,ⅠAの第1問〔1〕です。 何と1次関数の最大・最小問題です。(1) の場合分けは,傾きの正負ですので簡単だと思うのですが,(2) については「常にf(x)>=定数」が (1) の最小値を利用するという「常識」がわかっているかどうかでしょう。なお,この問題は数学Ⅰと同じ問題ですが,Ⅰの方では,さらに (3) があります。 同じく第1問〔2〕です。 (1) は集合の記号の理解を問う問題。記号や用語の意味を理解していない生徒が多い現状を考えたとき,教える立場からもありがたく,良い問題だと思います。(2) はいつもの出題。 第1問〔3〕ですが,これができないならセンター試験の受験資格はないでしょう。
ⅠAの第2問〔1〕です。 三角比の問題。基本問題です。ただ,(3) で「sin が最大となるのは」とありますが,sin が 1 ⇔ 角度が 90°と気づかない人もいたかもしれませんね。 〔2〕,〔3〕のデータの読み取りは“ビジネス数学検定”にありそうな問題です。単なる数値計算でなく,言葉の意味の理解は大事です。
第3問の確率。今回は条件付確率でしたが,傍用問題集程度です。
第4問の整数問題は不定方程式とn進法でした。これも傍用問題集レベル。
第5問ですが,図形の性質。最初のところは,二等辺三角形→角の二等分線→メネラウスの定理と次々と頭を切り替えていかねばならず,苦手な人はたいへんだったかも。また,GC/DG という書き方は惑わす可能性が高いでしょうね。なぜ,CG/GD と書かないのかな。少し,いやらしい感じです。あと,(2) では,条件が違うので図を書き直す必要があります。フリーハンドでしっかりとした図を描く練習は日頃から必要です。
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