北海道大学・前期入試問題分析3
- wan-wan8
- 2016年3月20日
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理系3番
確率の問題です。
毎年,北大の問題を解いていて思うのは,大学側が特別なテクニックなどではなく,丁寧に考える「思考力」を求めているということです。特に,毎年のように出る「場合の数・確率」の問題でそのように思います。
受験生は,その意図を汲んで,原則通りの勉強をすべきですね。
今回の問題は,ひきだしAに入っているメダルを㈰,㈪,㈫,ひきだしBに入っているメダルを㈬,㈭として丁寧に考えるとよい訳で,高1生にでもきちんと説明すれば,わかってもらえるような良い問題です。
もっとも,高1生にでも,といいましたが,決して簡単ということではありません。突拍子もないアイデアが必要とか,技術を知らないと解けない問題ではないという意味です。
このような問題を数多く解くことによって,考える力がしっかりついてくるはずです。
さっそく教材に使いたいと思います。