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センター試験 数学ⅡB「確率分布と統計的な推測」分野について(高校3年生向け)

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 センター試験の数学②では,数学Ⅱまたは数学ⅡBを選択します。(数学①は数学Ⅰまたは数学ⅠA)

 大学により,どちらを選択しても問題ない場合もありますが,数学ⅡBを指定している学校もあります。

 ところで,数学の受験勉強をしていると数学Bの「ベクトル」と「数列」が難しく,特に,数学が得意でない人たちは,センター試験直前になっても模試の点数が伸びずに(それぞれ20点の配点の中,半分の10点にも満たないなど…)苦労をします。

 そこで,中には数学ⅡBを諦めて,数学Ⅱを選択しようとする人もでてきます。数学Bがない分,範囲は狭くなり,勉強しやすそうに思えるのでしょう。ただ,そこには落とし穴があります。

 というのは,大学入試センターのホームページ等で確認してもらいたいのですが,今春の結果を例にすると,数学ⅡBの平均点が47.92点であるのに対して,数学Ⅱは27.76点となっています。これは,Ⅱを選択している人がどちらかというと数学を苦手にしている人が多いという点を差し引いても低すぎます。

 平均点が低い一番の理由は問題が難しいからです。私自身,センター試験の問題を解いてみて,数学Ⅱの問題は手強いと感じます。特に,「図形と方程式」分野に顕著だと思います。

そのため,数学Ⅱに変えたいという相談があった場合,それを勧めたことはほとんどありません。(勧めたのは,非常に数学ができる生徒が変更しようとした時だけです)

 そこで,「ベクトル」や「数列」が苦手な場合にオススメなのが,「確率分布と統計的な推測」を「ベクトル」または「数列」の代わりに選択することです。

 実は,センター試験の数学Bは「ベクトル」,「数列」,「確率分布と統計的な推測」の3分野から2分野を選択することになっています。ところが,多くの高校では,「ベクトル」と「数列」しか扱わないために,事実上生徒は選択ではなく,あたかも「ベクトル」と「数列」を必修であるかのように,当たり前にこの2分野を選んでしまいます。

 しかし,この「確率分布と統計的な推測」は,「ベクトル」や「数列」と比べて点数が取りやすい分野なのです。そして,習得するのにあまり時間がかかりません。その意味で,理系・文系を問わずセンター試験ではもっと多くの人たちが選ぶとよいと思っています。

 ただ,この「確率分布と統計的な推測」という分野ですが,名前の通り「確率」を扱いますので,数学Aの「場合の数と確率」が前提となります。ですから,確率が壊滅的という人はやめた方がよいかもしれません。しかし,数学Aはセンター試験を受験するほとんどの生徒にとっては必要ですから,得意,不得意などと言ってはいられない,というか必死で勉強せざるをえない分野です。

 数学Aの「場合の数と確率」を前提とすれば,5,6時間しっかり勉強すると,「確率分布と統計的な推測」(配点20点)で6,7割は取れるようになります。もちろん,その年の各分野ごとの難易度にもよりますが,「ベクトル」や「数列」に自信がない人の場合,ほぼ確実により高い得点が期待できると思います。

 そこで,希望する生徒さんにこの分野のご指導をいたします。80分一コマで4回で終了する予定です。通常の授業をこの内容にしてもよいですし,授業を追加することも(夏休み中なら)可能です。

 「確率分布と統計的な推測」の授業を希望する場合はその旨申し出てください。

※ 「確率分布と統計的な推測」を選ぶならば夏休み中に一通り勉強しておく必要があります。というのも,秋からは理科や地歴公民に一層時間が取られますから。また,模試で試す機会を確保するという意味もあります。


 
 
 

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